2025年夏、尾道に新たなラーメンスポットが誕生しました。
その名も「壱番館キッチンカー店」。
尾道の海岸通りを歩いていると突然現れるのが、壱番館の文字が掲げられたラーメン屋台。
壱番館からの暖簾分け





実はこのキッチンカー、尾道の名店「壱番館」から暖簾分けを受けて誕生しました。
壱番館といえば、海岸通りで行列ができる超人気店。
数量限定の「角煮ラーメン」が看板メニューとして知られています。
その味を並ばずに気軽に食べられるのが、キッチンカーならではの魅力です。
オーナー・キクさんの物語




キクさんは以前、福山で会社役員を務めていました。
しかし事情があり退職し、故郷である尾道へと戻ることに。
胸にあったのは「ラーメン屋をやりたい」という長年の夢。
インスタでラーメン専用アカウントを運営するほどのラーメン好きだったキクさんは、幼馴染である壱番館オーナーに相談しました。
そこで返ってきたのが「キッチンカーでやってみない?」という言葉。
こうして挑戦が始まりました。
尾道の仲間と特注キッチンカー




開業にあたり、多くの尾道の仲間が支えてくれました。
キッチンカーも特注で製作。
ラーメン作りに必要な設備が整った、理想的な一台が完成しました。
「50歳からでもやってやる!」
決意を固め、キクさんの挑戦がスタート。
プレオープンの段階からたくさんのお客さんが訪れるなど、すでに手応えを感じています。
壱番館の歴史を受け継ぐ




壱番館は、尾道ラーメンがまだ全国的に知られていなかった時代から地元で愛されてきたお店。
「尾道の中華そばを家庭でも食べてほしい」という思いで生まれました。
シンプルながらも本物の味を追求し、長年の試行錯誤を経て今や全国からファンが訪れるほどに。
その暖簾を受け継いだキッチンカー店も、同じ精神で一杯一杯を提供しています。
お店情報




- 店名:壱番館 キッチンカー
- 場所:旧福本渡船乗り場(尾道側)ほか
- 出店情報:@ramen6000kiku
まとめ
尾道の街に新しい風を吹き込む「壱番館キッチンカー店」。
キクさんの情熱と仲間の想いが詰まった一杯は、ラーメン好きなら一度は味わいたいものです。
50歳からの挑戦が生み出す魂のラーメンを、ぜひ堪能してみてください。
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