令和7年(2025年)尾道ベッチャー祭最新情報まとめ【場所・駐車場・屋台】

秋の尾道で毎年恒例の奇祭、吉備津彦神社大祭「ベッチャー祭」が、令和7年も11月1日から3日にかけて開催されます。

本記事では、2025年の最新スケジュールや屋台情報、アクセスや駐車場の案内を詳しくまとめました。

尾道・福山・三原周辺にお住まいの方や観光で訪れる方は、ぜひお出かけ前の参考にしてください。

目次

令和7年尾道ベッチャー祭の概要

  • 開催日: 2025年11月1日(土)〜11月3日(月・祝)
  • 場所: 尾道市中心部(吉備津彦神社・センター街ほか)
  • アクセス: JR尾道駅から徒歩約10分(吉備津彦神社)
  • 備考: 雨天により中止または変更となる可能性あり

令和7年のスケジュールまとめ

11月1日(土)

  • 18:00 神輿渡御(一宮神社)
  • 21:30 御旅所到着

11月2日(日)

  • 11:00 大祭式典
  • 18:00〜 奉納演舞・ミニライブ・ベッチャー太鼓

11月3日(月・祝)午前

  • 8:10 センター街御旅所〜三軒家
  • 9:00頃 栗原本通り
  • 10:00頃 天満町〜西御所
  • 11:30頃 しまなみ交流館広場

11月3日(月・祝)午後

  • 13:30頃 センター街
  • 15:00頃 久保・尾崎一帯
  • 16:10頃 長江通り・長江口
  • 17:30頃 センター街〜芙美子像前
  • 18:30頃 一宮神社 神輿還御

令和7年尾道ベッチャー祭の内容

尾道ベッチャー祭の歴史

尾道ベッチャー祭は、広島県尾道市で江戸時代から続く伝統行事で、市の無形民俗文化財にも指定されています。

始まりは1807年(文化4年)、尾道で疫病が流行した際に、南部藤左衛門奉行が市内の寺社に疫病退散の祈祷を命じたことがきっかけです。

吉備津彦神社(一宮神社)では、その時に「シシ」と呼ばれる獅子頭と、三体の鬼神「ベタ(武悪)」「ソバ(大蛇)」「ショーキー(天狗)」を神輿の先導として祈祷を行い、これが現在のベッチャー祭の原型となっています。

その名の由来もユニークです。

鬼神の一体「ベタ」の平たい顔が、「べちゃー(尾道弁で平たいの意)」から転じて「ベタ」になり、祭全体が「ベッチャー祭」と呼ばれるようになったと言われています。

尾道ベッチャー祭の屋台

屋台の出店について公式情報は発表されていませんが、例年どおりであれば、センター街やしまなみ交流館前広場などを中心に屋台が並ぶ可能性があります。

過去には以下のような屋台が出店していました:

  • 焼きそば、たこ焼き、唐揚げ
  • りんご飴、わたあめ、ベビーカステラ
  • 射的、スーパーボールすくいなど縁日系ブース

子ども連れの家族はもちろん、学生グループや観光客など多くの人でにぎわいます。

また、しまなみ交流館周辺ではベンチや休憩スペースもあり、購入した屋台メニューをゆっくり味わえるのも魅力のひとつです。

写真映えスポットも点在しているため、SNSに投稿する楽しみも広がります。

見どころ「ベッチャー練り歩き」

この祭りの最大の見どころは、11月3日に行われる「ベッチャー練り歩き」です。

鬼神「ベタ・ソバ・ショーキー」と「シシ」が神輿とともに尾道の市街地を練り歩き、出会った子どもたちを追いかけます。

「ささら」で頭をたたかれると頭が良くなり、「祝棒」で突かれると子宝に恵まれるといわれています。

泣きながら逃げる子どもたちと、それを応援する大人たちの光景が、秋の尾道に独特なにぎわいを生み出します。

子どもたちの健やかな成長を祈るこの行事は、まさに地域が育て続ける大切な文化財です。

ベッチャー太鼓と奉納演舞

11月2日(日)の夜には、「浦安の舞」や「ベッチャー太鼓」などの奉納演舞も予定されています。

ベッチャー太鼓は、祭囃子を現代風にアレンジした力強い演奏が特徴で、神社の境内に響き渡る音が参加者の気分を最高潮に盛り上げます。

ライブイベントとともに楽しめるこの時間帯は、家族連れやカップルにも人気です。

令和7年尾道ベッチャー祭の駐車場・アクセス

アクセス方法

吉備津彦神社(一宮神社)はJR尾道駅から徒歩約10分と、非常にアクセスしやすい場所にあります。

市中心部で行われるため、公共交通機関の利用がおすすめです。

駐車場情報

現在のところ、祭り専用の臨時駐車場の情報は発表されていません。

以下のような市営・コインパーキングの利用が予想されます:

  • 尾道駅前駐車場(JR尾道駅すぐ)
  • 長江口周辺のコインパーキング
  • 久保市民会館周辺のパーキング

いずれも早朝から混雑が予想されるため、午前中の到着をおすすめします。

祭りをさらに楽しむために

観覧のベストスポットは、センター街やしまなみ交流館前広場。

撮影スポットとしては、芙美子像前や長江通りが人気です。

また、祭りの前後には千光寺ロープウェイや猫の細道を散策するのもおすすめです。

尾道・福山・三原から訪れる方は、周辺観光もあわせて楽しめる絶好の機会です。

SNSと最新情報のチェックを忘れずに

祭り期間中は、SNS等でスケジュール変更や混雑状況が発信される予定です。

天候によっては中止や時間変更の可能性もあるため、当日は公式アカウントをこまめにチェックしましょう。

伝統と地域の温かさを感じられる尾道ベッチャー祭。

今年も多くの笑顔と活気に包まれる3日間になることでしょう。

ベッチャー祭公式サイトはこちら

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